はじめに
日本は、夏では平均70%~80%、冬でも50%前後の湿度があると言われています。
部屋全体ではなくクローゼットや下駄箱などピンポイントで湿気、カビ対策をしたいと思ったことないでしょうか。
ジメジメした夏はもちろん、部屋で加湿器を使う冬のクローゼットやタンスの衣類の湿気、カビ対策や大事な電子機器の湿気対策として、乾燥させることで繰り返し使える除湿剤がたくさん出ています。
でも、、、どれを選んだら良いかわからないと感じていませんか。
今回、繰り返し使える除湿剤の活用シーンと選び方のポイントの解説、またおすすめの繰り返し使える除湿剤をご紹介いたします。
1.繰り返し使える除湿剤とは
繰り返し使える除湿剤とは、水分を吸収したら、新しいものと交換する必要がある使い捨ての除湿剤ではなく、電子レンジや天日干しで乾燥させることで再利用できる除湿剤のことです。繰り返し使えるので経済的なのが特長です。
ジメジメした6月の梅雨の時期や湿気の多い7月~9月の夏はもちろん、冬でも風邪などのウイルス対策に加湿器を部屋で使っている際、ピンポイントでクローゼットやタンスの衣類の湿気を防いだり、車に置くことで外との温度差で起こるガラスの曇りを防ぐことにも役に立ちます。
2.繰り返し使える除湿剤の効果的な活用シーン
繰り返し使える除湿剤の効果的な活用シーンは、主に下記の7つになります。
除湿剤を並行することで効果的な除湿方法も解説していきます。
2-1 クローゼットとタンス
クローゼットやタンスは、湿気の吸収しやすい衣類が密集しているので、ジメジメした夏以外に冬も加湿器の使用などで湿気が溜まりやすいです。除湿剤で湿気、カビ対策を行うことが必要です。また密封しやすい場所なので、並行して窓を開けたり、扇風機の風を当てたりしてこまめに換気することも必要です。
2-2 お風呂の脱衣所
季節問わずお風呂は湿気が多いです。寝る時の着替えやタオルなどの湿気、カビ対策として活用できます。また並行してこまめな換気も必要です。
2-3 下駄箱
靴は、汗や垢などで雑菌が繁殖しやすく、靴の中の湿度が高いとさらに繁殖しやすくなります。ジメジメした夏は、下駄箱に除湿剤を置くだけでなく、靴の中にも除湿剤を入れて、さらなる除湿を行うことが雑菌の繁殖防止に効果的です。
2-4 電子機器と革バックの保管
電子機器は高温に弱いですが、湿度にはもっと弱いです。特にカメラは、レンズにカビが生えてしまうと、ピントの合っていないような写りになってしまいます。また革バッグは水濡れや湿度に弱いため、雨に濡れたままの状態で収納したり、湿度が溜まりやすい場所に長期間放置してしまうと、カビや臭いが発生します。除湿剤で湿気、カビを防止することが必要です。
2-5 本棚
本も湿気により虫やカビが発生しやすいです。オープン型の本棚でも奥の方は空気の流れが悪くことが多いです。除湿剤を置くとともに通気性を確保するために、本と本の隙間をあけることも大切です。
2-6 食品の湿気、カビ防止
米などの食品も湿気を避けるため、除湿剤を置いて保存することが虫やカビ防止になります。除湿剤を置くことともにこまめな換気と保存する容器を定期的に替えることも虫やカビの発生防止に効果的です。
2-7 車の湿気防止
車も密封されているので、空気の流れが悪く、湿気とカビ防止に車内の除湿が非常に重要になります。特に冬では外の温度と車内の温度の差や車内の湿度が高いことで起こるガラスの曇りの対策のために換気とともに除湿剤を活用することが効果的です。
3.繰り返し使える除湿剤の選び方のポイント
繰り返し使える除湿剤の選び方のポイントは下記の3つになります。
3-1 除湿剤の成分
1.シリカゲル
シリカゲルとは、空気中の水分を吸着除去する除湿・乾燥剤の成分のことです。
よくお菓子などの袋に入っているので、なじみがあるかもしれません。
シリカゲルは、一度吸収した水分を放出することがないため、珪藻土に比べて除湿効果が高いです。上記の活用シーンで紹介した湿気が溜まりやすい場所に置くことをおすすめします。また電子レンジで再利用可能です。
2.珪藻土(けいそうど)
珪藻土(けいそうど)は海や湖に生息していたプランクトンが長い年月を経て化石となった天然鉱物の一つです。珪藻土の表面には私たちの肉眼では見えない無数の穴が存在しており、その穴により、湿気を吸い取ることができます。
珪藻土(けいそうど)は、一度吸収した水分を置く場所の湿度が低くなると放出します。そのため除湿効果はシリカゲルに比べて低いです。
リビングのような部屋全体を一定の湿度を保ちたい場所におすすめです。
また電子レンジで乾燥させて再利用はできないため、天日干しなどの自然乾燥が必要になります。
3-2 形状
形状は、主に下記の3つに分かれます。
1.吊り下げタイプ クローゼットなどの衣類の湿気防止の際にハンガーなどに引っかけて使用します。 |
2.置くタイプ インテリアなどに馴染むデザイン性の良い置き物のような商品が多いです。湿気は空気中の水分を含んでいるため下の方に溜まりやすくなりため、棚などに置く際は、下の方に置くことをおすすめします。 |
3.併用タイプ(吊り下げ、置くこと両方可能) 衣類の除湿をしたい時はハンガーにかけたり、タンスや本棚にも置ける併用タイプは、上記の両方のタイプのいい部分を持っているので、最もおすすめのタイプです。 |
3-3 デザイン性
除湿剤と言えば従来は押し入れの奥など目立たない場所に置くことが多かったですが、最近は、人目の付く本棚や収納棚などインテリアに馴染むキャラクターやデザインの良い商品も販売されています。楽しみながら自分の好みのキャラクターやデザインの商品を選びましょう。
4.繰り返し使える除湿剤おすすめ8選
4-1 くまのプーさん除湿剤
【主なポイント】 サイズ:9cm×14cm×2cm |
ディス二―キャラクターの『くまのプーさん』がデザインされており、インテリアにも映える商品です。除湿効果の高いシリカゲルを採用しており、衣類用のハンガーにかけたり、タンスや本棚にも置ける併用タイプです。またロゴ文字の色で水分の状態を判別できる機能もあります。
4-2 湿気トリハンガーAY-1031 (衣類専用)
【主なポイント】 サイズ:4.7cm×8.5cm×5.5cm |
クローゼットの衣類専用の除湿剤です。ハンガーの中心部分がシリカゲルが入った除湿剤になっています。
4-3 AILEAF
【主なポイント】 花瓶のサイズ:5.5cm×11.8cm |
花瓶のデザインの商品で、花瓶の中に付属のシリカゲルを入れて使用します。玄関などインテリアとしてポンントととしても活用できます。
4-4 カラッとマスコット SUMMER
【主なポイント】 サイズ:11.5cm×12.4cm×7.6cm |
かわいいマスコット型でインテリアとしても映える商品です。陶器の中に除湿成分のシリカゲルが入っています。
4-5 デコレ
【主なポイント】 サイズ:13.7cm×7.5 cm×6.3cm |
ねこ、いぬ、パンダの3種類のマスコットがデザインされており、インテリアに映える商品です。陶器の中に除湿成分のシリカゲルが入っています。
4-6 trico
【主なポイント】 サイズ:6.5cm×6.5cm×1cm |
衣類のクローゼット用の珪藻土製の除湿剤です。服の形をしたかわいいデザインが特長です。
4-7 soil ドライングオブジェ
【主なポイント】 サイズ:spiral/4cm×7cm×3.2cm |
珪藻土製の置くタイプの除湿剤です。貝殻のデザインでインテリアとしても活用できます。
4-8 soil ドライングエッグ
【主なポイント】 サイズ:4.5cm×6cm |
珪藻土製の置くタイプの除湿剤です。タマゴ型のかわいらしいシルエットで、主に冷蔵庫のエッグトレイに入れて使用します。そこが平らになっているので、冷蔵庫以外にも置けます。
まとめ
いかがでしたでしょうか。
活用シーンによって選べる繰り返し使える除湿剤がいろいろありますよね!
ぜひこの記事を参考に、あなたに合う繰り返し使える除湿剤をお選びください。
最後までお読みいただきましてありがとうございました!